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地方自治体の過疎化によって帰省ラッシュがなくなる

年末やお盆などの長期休暇が訪れる度に「帰省ラッシュ」が起こる。

帰省ラッシュは、普段は都心で過ごしている大量の人々が、一斉に故郷に帰ろうとすることによって引き起こされる一種の人災である。

僕の話を少しすると、両親が山口県の出なので、小学生の頃は帰省ラッシュに巻き込まれながら、夏休みの度に祖父母の待つ山口に遊びに帰ったものであるが、祖父母の多くが他界した現在は、代わりに両親が待つ神奈川に帰省するようになった。

帰省先が田舎(山口)から都会(神奈川)へと移ったわけであるが、都会に人口が集中している現状を考えると、祖父母は田舎にいるが両親は都会という若者が多いので、月日が経つにつれて田舎に帰省するという人の数はどんどん減っていくのではないだろうか。

その結果として、帰省ラッシュ自体がそう遠くない未来において、なくなってしまうだろう。

普段京都で暮らしている僕は、帰省ラッシュとは真逆の方向に移動するため新幹線のむかいのホームでごった返す人々を、それこそ対岸の火事のように眺めながら帰省をする。火事が下火になるのも時間の問題なのかも知れない。