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締切ブースト

小説家や漫画家が締切に日々追われ、時には体を壊してしまうことがありますが、このことからも分かるように、締切というものは猛毒です。締切に追われる日々を過ごしますと、それはそれはストレスがかかるので、精神を病んでしまう人が出てくるというのも致し方のないことと言わざるをえません。私はドーナッツが好きですが、ドーナッツを諦めても締切がない日々を過ごしたいです。そして、締切から解放された優雅な気持ちで、ドーナッツを食べる、これ最高。

しかしながら、締切があるから頑張れる、そういう面があるというのもまた事実です。先ほど「締切とは毒だ」と申しましたが、これこそ毒をもって毒を制すという奴です。この手のラストスパートを「締切ブースト」と個人的には呼んでいるのですが、短い人生を振り返ってみて、締切ブーストの力を借りつつ、なんとか滑り込みセーフで駆け抜けてきた四半世紀であったと、我ながら思います。 

そんな首の皮一枚で生かされながら歩んできた私ですが、ここ数ヶ月で明らかにブーストの掛りが悪くなってきてまして、例えるなら、以前は黄色信号が点る頃には動き出せたのに、最近は赤信号が点ってからでないと動き出せない、それでも動き出さないという感じです。流石にもうヤバイだろう、いやいやまだ大丈夫、みたいな謎の駆け引きを二人の自分が脳内で行うのを、ドーナッツ片手に見守ってみたり。 

そうしていつしか、締切ブーストが締め切り後になるまでかからない体質になったら、その時はどうしたらいいのだろうとか要らぬ心配をしているのですが、そんな心配してる暇があるなら、今目の前のタスクにさっさと取り掛かるべきだということは、重々承知しておるところでして、それでも動き出せない、だからこんな駄文を綴っているんだろうと、誰ともなく主張したくなってしまう私ってなんておバカさん☆

そんな訳で、さすがにそろそろヤバイ気配が漂ってきているので作業に戻りたいと思います。実は明日の朝9時までに論文を修正して提出しなければならぬのです。まずは夜食の買い出しから始めましょうか。