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それの何が良いのか分らないと言う人

個人の好みとか趣味の問題なのに自分の好みに合わないことを「それの何が良いのか分らないんだよね」とか言う人ってのは本当に低俗な野蛮人だと思う。そしてそういう人に限って、その人の信望するものに否定的な意見を言われるとむきになって反論してくるのはなんでだろうね。
例えば俺は小学校の頃からクラシックギターをやってる。大学に入ってからはサークルに入るくらい演奏に関してはクラシックどっぷりの人間だが、かといってエレキやアコースティックも好きで、押尾コータローとかは音楽性云々はともかくとしてもあれ(例えば↓の動画とか)をたった一人で弾いているという事実にはただただ「すげー」と感心するばかりだ。

ただ一般的にはクラシック畑出身者とポップ系(?)出身者との間に溝があることが普通で、前者に言わせれば「クラシックこそが正当な音楽」であり後者に言わせれば「クラシックなんて退屈」ということが大半だ。例えばGacktはもともとクラシック畑出身なので当初は「エレキギターなんて、と見下す気持ちがあった」とどこかの番組で言ってた(ように記憶している)。実際はその後はエレキの魅力に気が付きそっちの世界に進出していったのだけれども。
ここで問題にしているのは両者の間に溝があることではなくて、一方が他方を評価する時に見せる態度のことだ。ほとんどの一般人にとって音楽というのはせいぜい好みの領域の問題のはずなのに「その音楽は私の趣味じゃない」とは言わずに「クラシックのどこがいいのか全く分からない」と言ったり「押尾コータローの何がすごいのか分らない」という言い方をする人が意外といる。かといってそういう人は村冶佳織のコンサートを観たことも押尾コータローのCDをちゃんと聞いたこともないんだ。お前より間違いなく数億倍はうめえっつーの。他にも、プロのサッカーの試合を観て「あいつ下手」とか言う人も、じゃあお前が代わりに出てみろよって言いたくなる。*1

結論

各々に好き好みが違うのは当たり前で、自分が好きな物を大事にしたい気持ちもよく分かる。けれどさ、よく知りもしないくせにしたり顔で“それはダメ”とか言うのはアホのすることだと思うんだ。ちゃんと向き合ったこともないのに上から目線で能書きを垂れるとか、あなたどんだけ偉いんですか?
「それの何が良いのか分らない」という人は「それが何なのか分かる」状態になってから言えや。

*1:まぁ、出れたらの話だけどな