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こないだのプロフェッショナル

紹介されてるプロフェッショナルの名前は忘れてしまったんだが(ごめんなさい)、とりあえず「海の報道カメラマン」と呼ばれる水中カメラマンの話だった。

彼は30歳の頃から水中写真を撮っていて、茂木さんも学生の頃写真展に行ったことがあるそうだ。今はたしか62歳くらい。

フリーの水中カメラマンとして駆け出しだった30歳の頃に東京湾に行ったら、とにかく海の汚さに愕然とした。当時、東京湾は「死の海」と形容される程、水質汚染はひどいものだった。
その時ふと目に着いたカニを二匹程捕まえて湘南の海へ連れて行って海へ投げた。「お前らだけでも、あんな海じゃなくてここでちゃんと生きていってくれ」と願いを込めて。
その刹那、「しまった!海面にポチャっとカニが落ちた時、魚に食べられたかも知れない。彼らは東京湾で必死に生きていたのになんておこがましいマネをしてしまったのか!」と思った。自分の行いが、単なる偽善に過ぎないと気付いたのだった。
それから30年、彼は東京の海に潜り続けている・・・

というようなエピソードが紹介された。そのあと、スタジオに彼の撮った写真のいくつか展示されたんだが、その中に東京湾に捨てられた空き缶の中に魚が卵を産んで守ってる様子を写したものがあったんだね。なかなかに衝撃的なその写真をテレビ越しに見て、「あぁ、なんて人類は自分勝手なんだろう。海に人間の出したゴミがあるなんて!」と思った視聴者は多かったことだろうと思う。自分もその例に漏れない。
が、その写真を見て彼が言った一言が、実に意外なものだった。

人間が出したものが、こんな形で自然界の役に立つこともあるって知って欲しかったんです。ははは*1

みたいなことを言った。確かに言った。
そこらの環境保護云々って騒いでる人々ではなく、30年も「死の海」と呼ばれた海に潜り続けてきた男が言ったんだと思うと、なんて重たい言葉なんだろうと思えないかな?とてもじゃないけど、私みたいな部外者が「海を大事にしよう!」なんて恥ずかしくて言えないような気分にその時なったよ。

彼の主観がどこにあるのかは知らないけれど、彼は東京湾の負の側面を前にして「人々に知ってほしい」と言っている。なるほど、「海の報道カメラマン」と呼ばれるだけのことはあるな。って思った。


うーん。うまく言葉に表せないな。言いたいことはもっとあるんだけど、自分が心に感じたものを上手に活字に表せない。。
アウトプットの練習をもっとしないと。

*1:間違っても、「海を汚しても問題ないんだぜ!」という意味ではないです。念のため